穴場の桜スポットと長崎街道

諫早の穴場桜スポットを発見したので紹介します。
平山町の東大川沿いに架かる「なかみち橋」と「大川橋」の間です。
ここは川沿いにたくさんの桜が咲いています。
4/12(土)に行ったのですが、他の地域と比べると遅めに咲き誇っていました。





せっかくここで花見をしたなら、付近の長崎街道史跡を見てまわってもいいですね。
JA研修所の下には「お馬の水」があります。
昔、馬や休憩するする人に水を与えていた場所で、今も水が湧いているようです。


県立農業経営大学の前には、「さやんごぜん」と「伊東鼎之介の墓」があります。
『1874年(明治7年)、江藤新平の「佐賀の乱」のとき、
江藤の援軍募集の密偵として捕らえられた伊東鼎之介(ていのすけ)は、
長崎へ護送されるときに諫早の5人の若者たちと、ここで斬り合いになり、命を落としました。
5人が鼎之介の首を県庁に届けたことによって、諫早は佐賀に味方しない証とされました。』
『現地説明版より抜粋』


この後は長崎街道正規ルートから少し外れて高峰歩道橋を通ってみます。




旧山口屋敷跡近くのお堂では、観音様と掛け軸を見せてもらいました。

旧山口屋敷跡は、現在、人が住んでいるので、許可をもらって撮影しました。

上の写真を見ておわかりと思いますが、石垣の色が異なっています。
左側が新しく造った石垣で右側は昔のままのものです。
福沢諭吉が宿泊したこともある?(真偽は不明)そうですが、なるほど立派な門構えです。
工事作業のためにダンプが出入りしたため、門の石畳は少しデコボコになってしまったそうです。

旧山口屋敷から少し上ると、「ゼンクウ寺泉の跡」があります。
跡には現在、お弘法さんと石碑があるのみですが、そばの池からは今も少し水が沸いています。


報告 DENTA


長崎ウエスレヤン大学・まちづくり工房☆