まちなか みち さるく

昨日は『まちなか みち さるく』というイベントに参加しました。
いさはやアエル中央商店街周辺をゴミを拾いながら散策し、
まち・みちづくりの問題点や改善点を話し合うといったものです。


13:00にアエル商店街ポケットパークに集合した30名程のまち・みちづくりに関心がある方々は
13:15〜14:00までアエル商店街周辺を散策しました。
 

一番多いゴミはタバコの吸殻です。

今まであまり気がつかなかったですが、
豊かな水が中心部を流れているのも諫早の自慢できるものの1つだと思いました。
 
きれいな水の流れも一部ゴミの集まりやすい所もあるようです。

現在の諫早市役所本庁舎は立替が決まっているので
あと少しで見納めになるかもしれません。

その諫早の顔ともいえる市役所ですが、
そばの花壇の杭が何本も倒れている。残念!!
通りがかりの人もこの花壇にアメの袋などを捨てないで。

市役所と商工会議所の間にある「くじら橋」も標示の前は吸殻が多い

この大きな靴は誰の?(推定28cm以上かなりデカイ!)

花壇に電池を捨てている

『馬責馬場(ませんばば)通り』と書いてあるブロック塀があったので、
山口八郎先生に尋ねてみると、丁寧に説明してくれました。

この通りは高城の殿様が馬を走らせていた所だったので、こう呼ばれていたのだそうです。
この家の持ち主の馬場さんが名前を残しておきたくて
自宅の壁に書いています。その横に地図もあります。
このあたり(今の高城町・本町)は昔はすぐ水害で流されていたので、
「流れ町」ともいっていたそうです。

国土交通省では、「通り名」と「位置番号」を組み合わせた「道案内システム」を導入し、
地域に不慣れな観光客などの街歩きを促進しようとしています。
こういった通り名をつけていくことで
外部から来た人が迷わない地図作りをすすめていけたらいいですね。
アンケートをとるなどして、ここは「○○通り」と決める取り組みも必要かも。


散策を終えた後は、まちづくり生涯学習室で意見交換会でした。

14:15〜15:30までの予定でしたが、少し長引きました。
国土交通省の方の「魚ん棚通り」で魚の朝市をしてみたらどうか?という提案や
山口八郎先生の長崎街道をゾーンに分けて整備したい
・ 井桶乃尾ゾーン ・久山、貝津ゾーン 
・ 永昌宿ゾーン ・破籠井平家落人ゾーン
というプランもワクワクされられました。
まち・みちづくりは国・県・市・町内会などが一体とならないと
取り組めない事業なので、連携を密にしてがんばってください。


報告 DENTA


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